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# 第一巻の最後に「これは感謝ではない」と書かれました。感謝と、敬意は何が違うのですか。
- URL: https://www.dernierechaleur.fr/qq20260922/
- Published: 2026-09-21T21:00:01.000Z
- Updated: 2026-09-21T21:00:01.000Z
- Description: 幕間 DERNIÈRE CHALEUR ロングインタビュー
- Author: Dernière Chaleur
- Tags: Q&Q

**DERNIÈRE CHALEUR JAPON ｜ ENTRETIEN SPÉCIAL**  
L'ENTRACTE **〜 幕間に、答える 〜**

### Codex Vivant 第一巻を閉じた DERNIÈRE CHALEUR へ  
DERNIÈRE CHALEUR JAPON 代表 齋藤靖之からの、10の問い

*Interview conducted in Mane, Provence — September 2026*  
Interview & Text : Yasuyuki Saito Location : Mane (04300), Alpes-de-Haute-Provence, France

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## SECONDE PARTIE

## 次の幕が上がるまで

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### VII.

**第一巻の最後に「これは感謝ではない」と書かれました。感謝と、敬意は何が違うのですか。**

**DERNIÈRE CHALEUR：** 

感謝は、受け取ったあとに発生します。 敬意は、受け取る前から在ります。

感謝を否定はしません。ただ、感謝には必ず帳簿がついてきます。何をしてもらったか、という帳簿です。返済の思想です。

万物のために手を洗うとき、相手はあなたに何もしていません。 顔も知りません。名前もありません。届いたかどうかも確かめられない。

そこで差し出せるものだけが、敬意です。

帳簿のない世界に一歩入ると、人は少し不安になります。手応えがないからです。けれど、手応えを求めた瞬間に、それは取引に戻ってしまう。

見返りのない敬意を差し出せる人間からは、何かが滲み出ます。 本人は気づきません。周りだけが気づきます。

それを、エレガンスと呼んでいます。

エレガンスは技術ではありません。作法でもありません。 帳簿を持たずに生きている人の、姿勢のことです。

> 〝感謝は受け取ったあとに発生する。敬意は、受け取る前から在る〟

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## 【予告】S O M M A I R E｛10の問い｝

**SECONDE PARTIE 〜 次の幕が上がるまで 〜**

**VI.** 九月のマーヌは、あなたの目にどう映っていますか。  
**VII.** 第一巻の最後に「これは感謝ではない」と書かれました。感謝と、敬意は何が違うのですか。  
**VIII.** 儀式が途切れてしまった人は、どこから戻ればいいのでしょうか。  
**IX.** Alonity では、読者同士は互いを見ることができません。それでも「共に在る」と言えるのはなぜですか。  
**X.** 第二巻について、いま言えることを。そして、この記事を読み終えた今夜に、ひとつだけ。

**PREMIÈRE PARTIE 〜 幕が下りている、ということ 〜**

**I.** 新しい儀式が届かないこの数ヶ月、あなたは何をしているのですか。  
**II.** 「醸造と発酵」。読者は、この幕間に本当に何もしなくていいのでしょうか。  
**III.** 「答えは現実を矮小化する」。それでも今回、あなたは答えることを選びました。なぜですか。  
**IV.** 三十の儀式のうち、最も遠くまで行った一つを挙げるとしたら。  
**V.** 手を洗うことで始まり、手を洗うことで閉じた。この円環は、最初から設計されていたのですか。