DERNIÈRE CHALEUR JAPON | ENTRETIEN SPÉCIAL
L'ENTRACTE 〜 幕間に、答える 〜
Codex Vivant 第一巻を閉じた DERNIÈRE CHALEUR へ
DERNIÈRE CHALEUR JAPON 代表 齋藤靖之からの、10の問い
Interview conducted in Mane, Provence — September 2026
Interview & Text : Yasuyuki Saito Location : Mane (04300), Alpes-de-Haute-Provence, France
SECONDE PARTIE
次の幕が上がるまで
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VIII.
儀式が途切れてしまった人は、どこから戻ればいいのでしょうか。
DERNIÈRE CHALEUR:
「戻る」という言葉を、私は使いません。
儀式は、皆勤賞ではありません。連続記録でもありません。 昨日できなかったことが、今日の資格を奪うことは、絶対にありません。
けれど、慰めるつもりもありません。
途切れたのなら、途切れたのです。その朝、あなたの手洗いは習慣に戻っていた。水は流れ、手は清潔になり、そこに意図だけがなかった。それは事実として、静かに認めていい。
責める必要はないのです。なぜなら、習慣に戻った所作は、いつでも、その場で儀式に戻せるからです。
必要なのは、一秒です。
役目を終えた電気のスイッチに指を置く。その一秒に「またね」を宿す。 それだけで、儀式は再開します。準備も、反省も、決意も要りません。
一年を始める方法は三つあると、私は書きました。元旦、宇宙元旦、誕生日。 けれど本当は、四つ目があります。今日です。
そして、もっと正確に言えば、五つ目があります。 次にあなたが蛇口をひねる、その瞬間です。
儀式の良いところは、過去を必要としないことです。 昨日どうだったかを、水は一度も尋ねません。
【予告】S O M M A I R E{10の問い}
SECONDE PARTIE 〜 次の幕が上がるまで 〜
VI. 九月のマーヌは、あなたの目にどう映っていますか。
VII. 第一巻の最後に「これは感謝ではない」と書かれました。感謝と、敬意は何が違うのですか。
VIII. 儀式が途切れてしまった人は、どこから戻ればいいのでしょうか。
IX. Alonity では、読者同士は互いを見ることができません。それでも「共に在る」と言えるのはなぜですか。
X. 第二巻について、いま言えることを。そして、この記事を読み終えた今夜に、ひとつだけ。
PREMIÈRE PARTIE 〜 幕が下りている、ということ 〜
I. 新しい儀式が届かないこの数ヶ月、あなたは何をしているのですか。
II. 「醸造と発酵」。読者は、この幕間に本当に何もしなくていいのでしょうか。
III. 「答えは現実を矮小化する」。それでも今回、あなたは答えることを選びました。なぜですか。
IV. 三十の儀式のうち、最も遠くまで行った一つを挙げるとしたら。
V. 手を洗うことで始まり、手を洗うことで閉じた。この円環は、最初から設計されていたのですか。
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