Dernière Chaleur - Ritual Philosophy
« Codex Vivant Φ007 - Day 3 "poème" »

宇宙の音を聴いてあげて 確かな風を感じるために
春の声を聴いてあげて 遥かな眠りを感じるために

プロヴァンス 石灰の階梯 回廊の懐胎
修道の静謐 祈祷の余韻が随伴
風紋の編纂 葡萄畝の連環
古層の層位が 現在を侵犯

扉口の旋回 境界の顕現
内外の位相が 転位する瞬間
金属の軋轢 微振動の示唆
可聴の兆候が 無言を駆使だ

宇宙の音を聴いてあげて 確かな風を感じるために
冬の声を聴いてあげて 確かな力を感じるために

石畳の足音 反復の反駁
自動化の果てに 感覚は剥落
剥落した触媒 欠落した脈動
だから再接続 感受の再稼働

光は屈折で告白 風は摩擦で白状
木は収々縮で通告 鉄は微震で報告
語彙なき語 声帯なき声
万象の応答を 感官で迎え

宇宙の音を聴いてあげて 確かな風を感じるために
夏の声を聴いてあげて 静かな吐息を感じるために

アヴィニョンの庁舎 アルルの円形 ローマの残影 石の連繋
時代が堆積し 言葉は衰退 それでも物質は常に語りたい

宇宙の音を聴いてあげて 確かな風を感じるために
アキの声を聴いてあげて あなたが愛した人の声を