Dernière Chaleur - Ritual Philosophy
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背筋があなたを伸ばす儀式
朝、あなたの身体が動き出す。
布団から起き上がるとき。 洗面台の前に立つとき。 玄関で靴を履き終えたとき。
そのどこかで、背筋が伸びようとしている。
あなたが命じる前に。
その声を、殺さないでほしい。
今週、あなたに求めるのは、ただ一つ。
背筋が伸びようとした瞬間に気づいたら、1秒だけ、
邪魔をしないであげてほしい。
伸ばそうとしなくていい。
正そうとしなくていい。
美しくあろうとしなくていい。
ただ、背筋がやろうとしていることを、許す。
1秒だけ、身体に席を譲る。
あなたはこれまで、背筋を伸ばしてきた。
姿勢を正しなさい、と言われて。 だらしなく見えるから、と思って。
すべて、あなたが背筋に命じてきた。
だが、背筋は、命じられる前から、あなたを立たせようとしている。
あなたが眠っている間も。 あなたが泣いて丸まっている間も。
姿勢とは、意志の産物ではない。
意志とは、身体への支配である。
支配で立った者は、支配者が疲れた瞬間に崩れる。
プロヴァンスの糸杉は、ミストラルの中でなお真っ直ぐに立つ。
糸杉は、誰にも命じられていない。
風と光と大地に応答し続けた結果の形。
あなたの背筋も、あなたに命じられる前から、同じ応答を続けている。
今週、あなたは何も新しいことをしない。
ただ、背筋が伸びようとした瞬間、 1秒だけ、それを許す。
それだけでいい。
それだけで、あなたの今日は、あなたの意志より深い場所から始まる。
あなたの身体も、あなたに命じられる前から、Ritualtude を感じている。
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