Dernière Chaleur - Ritual Philosophy
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余白を宿す儀式


あなたの部屋にある、余白。

本と本の間の、わずかな隙間。
棚の端に残された、何も置かれていない奥行き。
テーブルの隅の、誰も使わない角。

あなたと共に暮らすその場所に、名前は在るだろうか。


余白と、空白は、別のものだ。

空白は、まだ埋められていないがそこに在る場所。
余白は、そのままでそこに在ることを許されている場所。

その違いは、あなたの眼差しにある。


今週、あなたに求めるのは、ただ一つ。

あなたの家の中にある余白に、1秒ずつ、優しい眼差しを送ってあげて欲しい。

新しく空けなくていい。 整理しなくていい。

ただ、視線を送り、そこに居る余白を認識して欲しい。

それだけでいい。

その瞬間、空白は、余白になる。


12世紀、プロヴァンスのセナンク修道院を建てた修道僧たちは、 装飾を置かなかった。

彫刻も、色も、飾りも、施さなかった。

その空間に入った者は、皆、満たされたと語る。

空白は初めからそこに在った。
修道僧たちは、それを余白として、ここに立ち入る者のために残した。


あなたの部屋の中にある、何もないスペース。

あなたが今日、それを余白と呼んだ瞬間から、 その場所には、余白が生まれる。

それは、あなたと共に暮らす、余白。

Ritualtude は、あなたが余白と名付けた場所に、最初から在る。

そして、それは、あなたの中にも。